しらさきクリニックでは、胸部X線撮影を主に行う一般撮影装置、心臓及び上肢・下肢血管のCT検査を行う最新式の80列マルチスライスCT装置(Aquilion PRIME)を導入し、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)の早期発見のために、心臓(冠動脈)CT検査を積極的に行っており、急性期の疾患にも対応できる質の高い検査を心がけています。
血管撮影装置はFPD(フラットパネルディテクター)方式のバイプレーン(同時2方向撮影)装置(Infinix Celeve-i X-8000V)を導入し検査と治療を行っています。検査・治療に必要な造影剤の使用量も少なくでき正確で安全な治療が行えます。
当クリニックの心臓CT検査は、年間1000件以上行っています。検査時間は約15分程度、検査中の息止めも10秒程度で行えます。検査には心臓専門のスタッフが対応し読影支援も行っています。検査結果は検査終了後1時間程度で出ますので、その日の内に狭心症・心筋梗塞の診断を行うことができます。
狭心症や心筋梗塞と診断された場合に行われる冠動脈の血管内治療(PCI:経皮的冠動脈形成術やステント内挿術など)は、2階手術室内にあるカテーテル検査室で行われます。カテーテル検査室にある血管撮影装置は、「日本血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師」が画像調整と放射線線量の適正化を行い、線量をできるだけ低く抑えて被ばく低減に努めています。また治療時間をできるだけ早く、適正な治療が行えるように治療支援も行っています。
カテーテル室では、高度な専門知識を持ったスタッフが対応いたしますので、安心して治療を受けていただくことができます。